骨盤周辺の不快感

かゆみ手のひらと足

　まだ見た目にははっきりとした変化は見られませんが、骨盤のあたりに何か大事なものが存在することを、感じるようになるでしょう。おなかが張っているような感覚があったり、突然姿勢を変えたときに、軽い痛みを感じるかもしれません。子宮が成長するにつれて周囲の靱帯も伸びるので、ウエストの両側あたりに引きつれるような痛みがあります。これらの痛みは徐々に和らいでいきます。
　この痛みを和らげるには、ストレッチが効果的です。裸足で立ち、椅子や台所のカウンターに手をついて、痛い個所を伸ばすように足を数センチ上げます。10秒そのままにし、おろします。10回繰り返し、逆の足にチェンジします。

服のサイズ< /span>

減量のための毛髪分析

　3カ月から5カ月になるまでに、ちょうどいい洋服が見つからなくなってくるでしょう。妊娠前に着ていた服はきつくなるものの、まだ、マタニティウエアには抵抗を感じるかもしれません。ワンサイズ上の、普通の服を買ってしまいましょう。おなかがゴムなら、苦しくありません。出産後にも着られます。

マーサノート：3カ月に入ってすぐには、私はスリムな洋服を手放す心の準備ができていなかったのです。ある日、私はおしゃれなスラックスをはき、ベルトをしめて――まだ、ウエストラインはあったのです。そのとたん、つわりを感じ、吐き気をもよおしてしまいました。自分の体に合った服を着ないといけないのだ、とそのとき、私はは� ��きりと自覚したのです。体の変化に逆らうことはできないのだということを。

心音を聞く

不安神経の痛み

　妊娠12週までに、あなた（と主治医）は、赤ちゃんの心臓の音を超音波診断装置で聞くことができるでしょう。赤ちゃんの鼓動はあなたの2倍くらいの速さで、「ショワショワ……」という感じに聞こえるかもしれません。かわいらしい小鳥のさえずりのような心音を期待した人は、予想に反して力強い音に、びっくりするかもしれません。ドップラーは心音を何倍にも拡張する、ということを覚えておいてください。

おっぱいの変化はますますはっきり

　あなたのおっぱいは、赤ちゃんが生まれたあとに母乳をあげられるように、着着と準備をすすめています。今月の終わりまでに乳首は大きくなり、乳輪部分も広がったように見えるかもしれません。
民族学によると、乳首や乳輪が大きくなったり、色が濃くなるのは新生児が生まれたあとに、「ターゲット（おっぱい）」の位置を見つけやすいからだとも言われています。おっぱいや体の変化を自覚したり、これらの意味を学んだりすることは、あなたが赤ちゃんのことを具体的にイメージするいいチャンスになるでしょう。もし、妊娠による体の変化や、赤ちゃんが生まれてくることにとまどいや不安を感じている人は、じっくりと、これらの変化について考るといいでしょう。